意識して力を入れ、ねぼけた筋肉を目覚めさせる

2018年5月9日 | からadmin | ファイル: 意識.

寝ぼけた子供
筋肉に「動け」という指令を出しているのは脳です。目の前にあるものをつかもうとする動きも、目的地に向かって歩くという動きも、脳によってコントロールされ、いくつかの筋肉が複雑に組みあわさって行なわれます。
脳卒中や痴呆症などで脳の機能に障害が起こると、思うように体を動かすことができなくなるのはこのためです。

ところが、筋肉を使わないでいると、脳から指令を出すシステムも衰えてきます。脳からの指令がうまく伝わらないと、いざ筋肉を使おうとしても、力が入らなかったり、思うように動かせなくなってきます。

うまく動かせないからと筋肉を使わないでいると、ますます脳の指令を出すシステムも衰えてくるという悪循環に…

ですから、トレーニングをするときは、漫然と体を動かすのではなく、鍛える部分の筋肉に意識して力を入れ、ねぼけた脳の指令システムを目覚めさせることが大切なのです。人間の体は、使わないとどんどん衰えていきます。脳も筋肉も同じです。

使わないとどんどん衰えていくのは、お年寄りだけではありません。健康な若い人に3週間ベッドで寝たきりの生活をさせると、どのくらい体力が低下するかを調べたアメリカの研究によると、彼らは筋肉が衰えて、歩くことはおろか立つことさえできなくなっていたそうです。そればかりか、心臓が小さくなる、心肺機能が衰える、骨がもろくなるなど、その影響は全身に及んでいたそうです。

反対に、普段からよく鍛えている人は、筋肉を自由自在に動かすことができるのです。さあ、脳からの指令を筋肉にきちんと伝えるように意識して、指令がなくてねぼけ状態だった筋肉をシャキッと目覚めさせましょう。4章の「実践編」では、意識して力を入れる筋肉を図で示しています。漫然と体を動かすのではなく、筋肉と脳の両方を鍛えるつもりで行なってみてください。


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